NJ州の免許取得のため今度筆記試験があるけど、どういう流れなの?
試験対策はどうすればいい?
そんな疑問に答えます。
NJ州の筆記試験は簡単ではありません。試験対策を全くしないで受験したら合格するのは厳しいでしょう。例えば飲酒運転した際の収監期間・罰金等まで出題されることもあります。
ただ、対策方法はありますので、しっかり準備すれば確実に合格することができます。
ここでは受験対策や試験当日の流れについて解説します。
ニュージャージー州のMVCで筆記試験を受ける流れ
driving testsという勉強サイトがあり、これが非常に便利でした。iPhone/Androidともにアプリもあります。
機能を全て利用したい場合はPremiumをサブスク(30日で75ドル、90日で119ドル)が必要ですが、日本の自動車学校に30万円払ったことと比較すれば格安だと思ってサブスクすることをオススメします。
このサイト・アプリは簡単なレベルから難しいレベルまで網羅しているので、最初から最後まで全て2周し、怪しい箇所はもう1周すれば大丈夫だと思います。集中して取り組めば、1日2時間×2週間位で完了すると思います。
ただし内容は全て英語なので、英語が苦手な方は申し少し時間がかかるかもしれません。私は英語の勉強も兼ねてこのアプリでスキマ時間に試験対策をしました。
なお、NJ州公式のDriver Manualという教科書的なマニュアルがあります。全部で244ページあるので、これで試験対策をすることは現実的ではありませんが、わからない箇所を辞書的に調べることは良いと思います。
Initial Permitを申請した際に提出した書類(パスポートなどのID、ソーシャルセキュリティーカード、住所の証明など)と申請に受け取った書類は忘れずに持っていく必要があります。
私は申請時に受け取った書類のみチェックされましたが、書類が全て揃っているか確認する場合もあるそうです。書類不備のため筆記試験を受験できない、とならないよう気をつける必要があります。
筆記試験の会場に到着したら、まず視力検査があります。コンタクトの着用有無を聞かれます。続いて、検査器具を覗き込みアルファベットが書いてあるので、読み上げます。
視力検査に問題がない場合は筆記試験に続きます。受験したい言語を聞かれますが、日本語を選択することをオススメします。日本語を選択しても、問題の途中で日本語・英語をスイッチできるからです。
NJ州の筆記試験は合計50問あり、先に40問正解か11問不正解となった時点で試験が終了します。また1問ごとに正解・不正解が判定され、回答したくない問題は保留することで後回しにすることができます。
よって、正解するか怪しい問題があれば迷わず保留し、確実に正解できる問題から順に取り組んで行くことをオススメします。
私は試験対策を英語で準備していたため、基本は英語で問題文章を読み、英語が怪しい箇所のみ(単語や表現が分からない場合のみ)問題文を日本語にスイッチして回答しました。日本語訳が結構怪しいため、英語で読んだほうが理解しやすいでしょう。
試験が終了したら、スタッフに呼ばれます。スタッフが合格したことを申請様式に書き込み、手渡されます。
※なお残念ながら不合格だった場合は”See you next week”と画面上に出るみたいです。その際は再度オンラインで試験の枠を予約し直す必要があります。
通常であれば、筆記試験に合格後にロードテスト(路上テスト)が必要になりますが、日本で免許を保有する日本人はNJ州ではロードテストは免除されます。ただ、稀に何らかの理由(日本の免許を取得してから間もない人、ゴールド免許でない人など)によりロードテストを求められることがあるようです。
ロードテストが免除される場合、次に、Initial Permitを申請したオフィスに戻り、申請書を渡してKnowledge Testに合格したことを伝えます。この時も、IDチェックが必要となるため気をつけましょう。
本物の免許は2・3週間後に自宅まで郵送されますが、それまでに利用できる仮の免許を交付されます。その後、無事に本物の免許が自宅まで郵送されたら、全てが終了となります。
まとめ:準備すれば一発合格、準備しなければ一生不合格!!
ここではニュージャージー州の免許取得に向けた受験対策や試験当日の流れについて解説しました。
アメリカの交通ルールは日本と異なるため、全く勉強しないで受験しても合格は難しいでしょう。ただ、便利なアプリを利用して効率的に勉強することもでき、集中すれば1〜2週間で準備でき一発合格することができます。
MVCの予約が必須だったりと、パンデミック以前ほどスムーズに行かないこともあるかと思いますが、焦らずに着実に進めて無事免許を取得できたら嬉しく思います。