【2022年最新版】クレジットヒストリーがなくても作成できる日系クレジットカード会社3選

悩むビジネスマン

アメリカに駐在するのでクレジットカードを作成したい。
どうやら調べてみるとクレジットヒストリーがない人はカードを作れないみたい。どうすればいい?

そんな疑問に答えます。

アメリカはクレジットカード社会なので、クレジットカードは必須です。

しかし日本と違ってアメリカでクレジットカードを作成するのは簡単ではありません。アメリカには個人にクレジットスコアという点数が紐付けられ、クレジットスコアが低い人はクレジットカード作成時の審査を通ることができません

アメリカに渡米したばかりの人はクレジットヒストリーという今までのカード履歴がないため、クレジットスコアもなく、渡米後すぐに現地のクレジットカードを作成しようと申請しても承認されません。

しかし、以下の日系クレジットカード会社では、現地の金融機関と連携してアメリカでクレジットヒストリーがない日本人にもクレジットカードを発行してくれます。現地の金融機関と連携しているため、もちろんドルで決済しドルでの支払いが可能です。

  • JAL USA CARD
  • ANA CARD USA
  • Premio Card

審査が全くない訳ではなく、勤務先や収入証明書などが必要ですが、駐在員ご本人の申請であれば収入もあるため、ここで紹介するクレジットカードを作成することができます。

目次

クレジットヒストリーがなくても作成できる日系クレジットカード会社3選

ここではクレジットヒストリーがなくても作成できる日系クレジットカード会社3社をご紹介しますが、カード作成時に貰えるプロモーション(ポイント・マイルなどの特典)はあまり魅力的ではありません。

渡米直後はここで紹介するカードを作成し、しばらくの間(半年〜1年程度)クレジットヒストリーを構築します。その後、現地の特典が大きいカードを作成することをオススメします

JAL USA CARD

JALがアメリカ国内で発行するクレジットカードです。日本国内で発行されている通常のJALカードとは別物ですの注意しましょう。

JAL USA CARDはアメリカに住んだことがなくクレジットヒストリーがない日本人でも作成できるよう、特別な審査基準を設けています。

初年度の年会費は無料ですが、2年目から年間$20〜70必要になります。また、メリットは利用額に応じてJALのマイレージが貯まること。プレミアムリワードを選択すれば$1の利用につき1マイル貯まります。1ヶ月あたり$3,000利用する場合は最初の1年で36,000マイル貯まる計算になります。

今JALカードを持っていたり、普段からJALを利用する方、今後日本に一時帰国する際にJALを利用する予定の方は、JAL USA CARDをオススメします。

2つのプランがありますが、2022年8月現在の詳細は以下の通りとなっています。

プランプレミアムリワードベーシックリワード
特典$1あたり1マイル$2あたり1マイル
年会費初年度無料、2年目から$70/年初年度無料、2年目から$20/年

JAL USA CARDの特典は他にもありますので、詳細はJAL USA CARDのページで確認してみてください。

JAL USA CARDは渡米前に日本国内でも申請できますが、渡米日やアメリカでの住所などが決まっている必要があります。(渡米前に申請だけしておいて必要書類は渡米後に送付することも可能です)

赴任後の一時帰国でJALを利用しようと考えている方にオススメです!

なおJAL USA CARDを作成時に配偶者向けのファミリーカードも一緒に作成することができます。ファミリーカードでも全く問題なく使えるのですが、配偶者が渡米して各種手続(ソーシャルセキュリティーの取得など)を終えた後には、ジョイントアカウントの作成をオススメします。これをすることで、配偶者のクレジットスコアが構築され、渡米後半年〜1年で配偶者名義のクレジットカードを作成することができるようになり、様々なプロモーションを享受することができるようになります。

詳細は以下の記事をご覧ください。

ANA CARD USA

JAL USA CARDと同様にANAがアメリカ国内で発行するクレジットカードです。JAL USA CARDと同様、利用額に応じてANAマイルが貯まります。

今ANAカードを持っていたり、普段からANAを利用する方、今後日本に一時帰国する際にANAを利用する予定の方は、ANA CARD USAをオススメします。

プランは1つのみで、2022年8月現在の詳細は以下の通りとなっています。

プラン
特典$1あたり1マイル
年会費初年度無料、2年目から$70/年

ANA CARD USAの特典は他にもありますので、詳細はANA CARD USAのページで確認してみてください。

ANA CARD USAは渡米前の日本国内でも申請できますが、渡米日やカードの送付先住所などが決まっている必要があります。

赴任後の一時帰国でANAを利用しようと考えている方にオススメです!

Premio Card

航空系のクレジットカードではないためマイルが貯まりませんが、Premio Plus Cardでは利用額の1%がキャッシュバックされます。

「JALやANAのマイルは不要だからキャッシュバックしてほしい!」という方にオススメなカードです。

2つのプランがありますが、2022年8月現在の詳細は以下の通りとなっています。

プランPremio CardPremio Plus Card
特典キャッシュバックなし1%のキャッシュバック
年会費無料初年度無料、2年目から$50/年

年会費$50の差がありますが、年間で$5,000以上利用すれば1%の$50がキャッシュバックされるため、元がとれる計算になります。

Premio Cardの特典は他にもありますので、詳細はPremio Cardのページで確認してみてください。

「マイルよりもキャッシュバックがほしい!」という方にオススメです!

JAL USA CARD と ANA CARD USA と Premio Plus Card の比較結果

以上の特徴を踏まえ、3つのカードを比較してみました。

なおJAL USA CARDはプレミアムリワードで、PremioカードはPremio Plus Cardで比較しています。

JAL USA CARDANA CARD USAPremio Plus Card
特典$1あたり1マイル$1あたり1マイル1%のキャッシュバック
年会費初年度無料、2年目から$70/年初年度無料、2年目から$70/年初年度無料、2年目から$50/年
その他特典日本語・英語のカスタマーサービス日本語・英語のカスタマーサービス日本語・英語のカスタマーサービス
初回国際線搭乗で5,000マイル初回利用で5,000マイル12支払請求期間に$20,000以上の利用でボーナス$50
Amazon.comギフトカード$100Amazon.comギフトカード$25
JAL便搭乗でボーナスマイルANA便搭乗でボーナスマイル
空港や免税店で割引など空港や免税店で割引など
※条件がありますので詳細は各社のホームページをご参照ください。

これを見ると、正直JAL USA CARDとANA CARD USAの差はあまりないと思います。

あとは渡米後に一時帰国することも考え、どの航空会社で一時帰国できるかも考慮したほうがいいでしょう

例えばJALはダラス路線がありヒューストン路線がありませんが、ANAは逆でダラス路線はなくヒューストン路線はあります。その場合、今はANA派でもダラスに赴任する予定ならJAL USA CARDの方が今後溜まったマイルを利用できる機会があるかもしれません。

もし「マイルが不要!キャッシュバックがほしい!」という方はPremio Plus Cardも選択肢に入ってきます。

やはり航空系のJAL USA CARDかANA CARD USAを選択する方が多いようです!

まとめ:クレジットヒストリーがなくても作成できる日系クレジットカード会社3選

ここではアメリカに赴任予定の方向けに、クレジットヒストリーがなくても作成できる日系のクレジットカード3つを紹介しました。

実際にはJALやANAを利用する方が多いので、JAL USA CARDやANA CARD USAを作る方が圧倒的に多い印象です。アメリカ赴任後半年〜1年間はここで紹介したカードを利用することになるので、それなりのマイルが貯まります。

是非自分にあったカードを作成してみてください。

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