・今後どうやって英語力を維持・向上すればいいんだろう?
・就職して数年経つけど、会社の中で英語を使う機会がほとんどない。
・仕事をしていても自然と英語力が向上する訳ではない。
・英語を使わないと今までに覚えた英語も忘れちゃう。
そんな疑問に答えます。
最近は世の中で英語化が騒がれている一方、英語とは無縁のほぼ日本語だけで成立する仕事も多数あります。
私もせっかくアメリカの大学を卒業しているものの、就職してから約8年間は仕事で英語を使う機会がほぼありませんでした。
そういった、仕事で英語に接する機会が少ない方が今後どうやって英語力を維持し、また今後向上するか、という点について自身の体験も踏まえ解説します。
決してハードルが高い訳ではなく、誰でも今日から始めることができる内容です。
社会人が英語力を維持・向上する方法
Youtubeで英語学習のチャンネルを使う(無料)
今ではアメリカのニュースチェンネルであるCNNや、イギリスのニュースチャンネルであるBBCなどが公式のチャンネルをYoutube上に登録してニュースを配信しています。
経済や政治など、専門用語やネイティブの表現が自然と身につく
現地の話題に関するニュースが多いので、経済や政治の状況、また直近ではコロナに関するニュースに関して、ネイティブの表現が自然と身につきます。
字幕も表示できる
テクノロジーは日々進化しているので、ニュース番組などでも音声認識の機能で字幕を表示できます。何を言っているかわからない場合は英語の字幕をONにして聴いてみましょう。
英語学習におすすめのYoutubeチャネル11選を紹介しているので参考にしてください。
https://www.cedar-door.com/english-youtube/スマホで英字新聞を読む(無料)
Youtubeと同様、CNNやBBCなどの主要ニュースチャンネルはウェブサイト上にニュースを掲載しています。
経済や政治など、専門用語を含めた英語を読む力が身につく
Youtubeなどの動画配信で聴く力がつく一方、英字新聞からは文章を読む力がつきます。話すこと(口語)と読むこと(文語)では表現方法が違いますが、ここでは読む力をつけることに特化します。
最近はスマホやアプリで電車に乗っている時間等のスキマ時間に気軽に読むことができます。英字新聞紙を机の上に広げ・・・などしなくても手軽に始めることができます。
英語学習におすすめの英字新聞9選を紹介しているので参考にしてください。
https://www.cedar-door.com/newspaper-app/オンライン英会話を始める
Youtubeで聴く力、英字新聞から読む力がつくのに対し、話すことが必要です。昔の時代であればこれを叶えるために英会話教室に通ったりしましたが、今の時代はオンライン英会話で十分です。
格安でスピーキング力がつく
オンライン英会話の業界でも競争が激しいためか、各社からいろいろなサービスが出ています。ここでおすすめしたいのが、ぜひネイティブの先生とレッスンすること。
もちろん、ネイティブ以外の先生ができないことではありませんが、ネイティブにはネイティブならではの発音を聴くことや自身の発音を矯正してもらうことなどが可能です。
レッスンの単価は上がりますが、1回あたりの料金を算出すれば、従来の英会話教室と比較して料金は格安です。
ただ、オンライン英会話スクールも選択肢がたくさんあるので、どこにするか迷うでしょう。今はどこも無料体験ができるので、複数社を無料で体験してみるのが一番納得できると思います。
英語学習におすすめのオンライン英会話を紹介しているので参考にしてください。
https://www.cedar-door.com/english-online/転職する
英語を使わざるを得ない環境に強制的に身を置くという大胆なものですが、それなりにメリットがあります。
- 英語を公用語とする企業が存在する
- 日系企業では海外展開しているメーカー・商社・金融機関など
- (注意)「外資系=英語を使う」ではない
英語を公用語とする企業
楽天やファーストリテイリングが社内の公用語を英語にすることで数年前に話題になりました。こういった企業への転職はおすすめです。
ある程度英語を使わざるを得ない環境へ行くことです。楽天の場合は外国人社員も増えているため、必然的に普段から英語を使わないとコミュニケーションを取れないことになります。
楽天やファーストリテイリング以外にも英語を公用語にする企業も増えているそうですので転職エージェントに問い合わせてみるといいでしょう。
日系企業では海外展開しているメーカー・商社・金融機関など
「外資系に転職=英語を使う」が間違いと言いましたが、「日系企業への転職=英語を使わない」も間違いです。
要するに、「日系企業への転職=英語を使う場合がある」です。ただ、「海外展開しているメーカー・商社・金融機関など」に限ります。
日系であれ外資系であれ、海外と取引がある場合は英語が必須となります。英語を使う場合、読む力・書く力・聴く・話す力(=要するに全て力)が必要になるため、英語が必須の企業に転職すればこれらの力が一気につきます。
(注意)「外資系=英語を使う」ではない
「外資系に転職=英語を使う」と思われている方も多いのではないでしょうか。もちろん英語が必須の外資系企業もありますが、「外資系に転職=英語を使う」は間違いです。
例えばアメリカに本社がある企業の日本法人ですが、言い換えれば「日本支店」であり、ターゲットとする市場は日本です。
そのため仕事の範囲は「日本国内」であり、アメリカ本社とのコミュニケーション以外は、日本人に対して日本語でビジネスをすることになります。
私自身も、新卒で外資系IT企業に就職しましたが、言語でいうと日本語がほぼ全てであり、英語を使う機会はほぼありませんでした。(1日に1回程度送られるコーポレートサイトからの英語のメールを読むくらいでした)
まとめ
繰り返します。社会人が英語力を維持・向上されるのは以下の方法がおすすめです。
- Youtubeなどで英語のチャンネルを聞く
- スマホで英字新聞を読む
- オンライン英会話を始める
- 転職する
①②③は本日にでも始めることができる内容です。
④については転職エージェントに登録して情報収集するのはすぐにできる内容です。
まずは何か1つでもいいので、今から始めてみましょう。